バージニアシティー散策　詳細

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バージニアシティー（Virginia City)は、アメリカネバダ州、ストーリー郡の首都で、リノから車で約20分、（ゲイガー．グレード）Gaiger Gradeと地元の住民に呼ばれる丘の頂上に位置する、1800年後半のオールド．ウェストのたたずまいを今現代でも保つ小さな街です。

 

街の名は「オールド・バージニー」の愛称で呼ばれたジェームズ・フィンニー（フィンニーはコムストック．ロードの発見者で、本名はジェームズ・フェニモアであったが、殺人を犯して生まれ故郷のバージニア州から逃れて来たと言われています）が由来とされています。

 

ゴールド．ラッシュ当時、バージニアシティはネバダ州に多数あった鉱山都市の一つでした。1859年のコムストック・ロード銀山ストライキで全国的に知られるようになり、ピーク時の人口は3万人を超え、ゴールドラッシュ絶頂期には人口は約8万人を越えた時期もあり、かつてアメリカで最も豊かな都市と呼ばれていたそうです。コムストックの成功に続く20年の間、およそ4億ドルが地面から掘り出されたと言われています。かつては豊かであった市でしたが、コムストック・ロードが1898年に閉山すると同時に市の人口は急激に低下し、その後1950年代には500人まで減ってしまいました。現代では人口は約900人でローカルの人々の為の学校や教会、郵便局、消防署なども存在する他、アメリカ各地から古い街並みを見に来る観光客で絶えず、毎年200万人以上の人々が訪れて来る場所となっています。